Webサイトの下層ページによくある特徴
Webサイトの下層ページのデザインには以下のような特徴があることが多いです。
- MVに共通のデザインを使用している
- パンくずリストがある
- 共通のh2、h3、h4デザインを流用している
これに共感してくれる人も多いのではないでしょうか。実際に以下に添付するWebサイトなどは、TOP以下のページのMVは共通している、あるいは似たデザインを流用しています。
株式会社GIG
- TOP以下のページ(worksやblogなど)が似たようなMVをそなえている。
- パンくずリストがある。
- 制作実績の各記事においてh2要素は全て、左側に斜めの黄色い線が引かれている。
十二分屋
- 「ホーム」以下のページのMVは全て、画像に中心にタイトルという見た目になっている。
新潮社
- MVというほどのものはないが、下層ページは全て左上にタイトルがくる同じフォーマットになっている。
- パンくずリストがある。
よくあるh2、h3要素のデザイン
Webデザインにおいて、h2やh3要素には同じデザインを流用しているケースが非常に多いです。h2要素には左側に縦棒のデザイン、h3要素にはh2より小さい文字に下線が引かれているといったデザインが世の中には溢れている気がします(筆者の主観)。読者の方も下のようなデザインを普段多く目にするのではないでしょうか。
h2要素のデザイン例
![Image in a image block](/notion/251335e7-97de-4ec3-83d9-668d17cdcf02/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88_2024-09-12_%E5%8D%88%E5%BE%8C11.10.26.png)
![Image in a image block](/notion/e607d5b9-81ef-4984-b5b1-ae1efed78a0d/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88_2024-09-12_%E5%8D%88%E5%BE%8C11.14.08.png)
共通のh2、h3要素が多い理由
Webデザインにおいて共通のh2、h3要素が多い理由は主に二つ考えられます。一つはデザインコストの省エネです。単純に要素それぞれに対してデザインを作っていたらコストが膨大になってしまうでしょう。二つ目はユーザーが文書の構造を理解しやすくするためです。見出しの階層ごとにデザインを統一することで、初めてページを訪れたユーザーでもすぐにページの構造を理解できるようになります。
パンくずリストを載せる理由
パンくずリストを載せる目的は、ひとことでいえば、ユーザーがWebサイトの中でどの階層を閲覧しているのかを伝えることです。Webサイトによってはページ数が非常に多く、それゆえ階層も深いことがあります。そのようなサイトでは、ユーザーは自分がサイト内のどのページを閲覧しているかがわからなくなってしまうことがあります。パンくずリストは、ユーザーがサイト内で迷子にならないよう助けるだけでなく、ユーザーがサイトの構造を理解することのヒントになるのです。
下層ページの着想はこのサイトで得られそう
自分もこの記事を書いているときに初めて知ったのですが、世の中には「下層ページ専用参考サイト集」なるものがあるらしいです。これを使えば、共通のMVを作るときにいい着想が得られるかもしれません。